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2009年11月11日

院長メッセージ

院長あいさつ

微笑みをつくるプロフェッショナルでありたい
突然ですが、みなさんは歯医者さんに何を求めていますか?

たとえば、あなたがレストランに行くのは、お腹を満たしたいから、だけではないはずです。
「一流のサービスを受けてみたい」「普段とはちょっぴり違った雰囲気を味わいたい」といった、心を満たしたいという思いもあるのではないでしょうか。

私は、クリニックも同じであると考えています。
歯医者は、虫歯を治してしまえば治療終了、で良いはずがありません。
高い治療技術のご提供はもちろん、歯を治す目的を汲み取り、心からの喜びを感じていただくことが、私たちの役目だと考えています。

治療はせずとも、スタッフと話をするだけで心が温かくなり、お帰りの際には微笑みが浮かんでいたりする。
こんな診療もありえるのではないでしょうか。

歯医者は「患者さまの幸せを考える仕事」だなとも思えるのです。

私たちの役目は、決して個々の歯を治すことだけではありません。
ちょっと大げさかもしれませんが、歯科診療を通じて、自信や勇気を与えること。
それが、私たちに課された使命です。

願いや思いをお聞かせください。

私たちカミノデンタルクリニックは、悩みを解決できるプロでありたいと思っています

きっかけはスペインでした

スペイン1
2007年、ここ三鷹にカミノデンタルクリニックを開院しました。
開院のきっかけとなったのは、ある本との出会いです。

本の名前は「星の巡礼」。作者は「アルケミスト」「ベロニカは死ぬことにした」で日本でもおなじみのパウロ・コエーリョ。
スペイン北部を東西に横切っている中世から続く巡礼の道、「星の道」と呼ばれる道を歩くなかで、自分の心の奥深くにある夢=作家になることに気づき、夢に向かっておそれず進み続けるエネルギーを得るというお話です。
ちょっと難解という声もありますが、普遍的なテーマが織り交ぜられた、深みのある作品だとおもいます。

「星の巡礼」を読んだ私は、作品の舞台であるスペイン「カミノ・デ・サンティアゴ」をいつか歩いてみたいと考えていました。

大学院修了後、大学で医員として勤めていた2001年のゴールデンウィーク。
私は念願のスペインへ旅立つことになります。

中世から守り続けられている"おもてなし"

スペイン2スペインでは、13日間、約800kmの巡礼の道を自転車で走りました。
そこで感じたのは、現地の人々が中世からずっと守り続けている巡礼者へのホスピタリティです。

沿道の宿屋やお店の人々からのあふれる笑顔。
立ち寄ったアルベルゲ(巡礼者向けの簡易宿泊所)で振舞ってもらった、手作りのあたたかいスープ。
道を尋ねれば、気さくに教えてくれる町の人々。
自転車を離れるときでも、施錠なんて必要なかったのは印象的でした。

スペイン3遠く離れた日本から来た、片言のスペイン語しか話せない私を、彼らはにこやかに迎え入れてくれました。
私にとって本当にうれしかった経験でした。

しかし、ふと気付きました。彼らは、カミノ・デ・サンティアゴの巡礼者であれば、国籍や宗教心に関係なくもてなしていたのです。うれしさは感動に変わりました。

巡礼道の最終目的地はサンティアゴ・デ・コンポステーラの大聖堂です。私も大聖堂を目標に、巡礼道を西へ西へとすすんでいました。そのなかで、サンティアゴ・デ・コンポステーラに到着することが目的に変わって、ただ自転車に乗っていることがありました。

自分は何のために、カミノ・デ・サンティアゴの上に立っているのだろう?

パウロ・コエーリョは「巡礼とは生まれ変わること。今までの自分を捨てることなのだ」といいます。

私は、高い技術はもちろん、患者さまを喜ばせたいという気持ち、そしてスタッフにも居心地のいい環境をつくること、それが心のこもったあたたかい診療をご提供することとなると考えるようになりました。

サンティアゴ巡礼の本当の旅は、巡礼が終わったときから始まるといわれています。サンティアゴ・デ・コンポステーラの大聖堂の先には、新たな世界へすすむ道が用意されているのではないでしょうか。

それから6年後、カミノデンタルクリニックを開院することになります。

シンボルマークにはある意味を込めています

シンボルマーククリニックには、いたるところに私の思いを込めました。

クリニック名である「カミノ」は、もちろん「カミノ・デ・サンティアゴ」から。ちなみに、「カミノ」はスペイン語で「道」という意味です。

当クリニックのシンボルである、このホタテのマーク。

これはカミノ・デ・サンティアゴのシンボルマークであり、巡礼者が道を見失わないための道標としても使用されています。山道や分岐点などの木の幹や石、家の壁など、巡礼道のいたるところにホタテのマークや黄色い矢印(→)が描かれています。私も何度もこのマークに助けられました。
これからも、このホタテのマークに導かれるのでしょう。

スペイン、カミノ・デ・サンティアゴでの経験と情熱。
そこが私の診療方針の原点であると考えています。

院長プロフィール

院長プロフィールこんにちは。
私はカミノデンタルクリニック院長塩崎智彦と申します。

●来歴
1969年 和歌山県生まれ
1988年 東京医科歯科大学入学
1994年 同大学歯学部卒業歯科医師免許取得
1999年 同大学大学院修了(補綴)歯学博士号修得
2007年 カミノデンタルクリニック開院

大学院修了後も大学に残り、外来診療のほか、学生指導も行っていました。
その後、大学を辞め勤務医に。平日が休みでしたので、さまざまな先生方のところへ勉強に行く時間がとれたことは幸いでした。
この頃からインプラントの権威である小宮山先生のもとに足しげく通いました。こちらでは、技術はもちろんのこと、診療に対する姿勢も教えていただきました。

●家族構成
妻(学生時代からのパートナーです。ちなみにスペインへも一緒に行きました)+男の子+女の子の4人家族。かわいいおちびさんたちに囲まれています。

●趣味
読書、映画鑑賞、体を動かすこと。

大学で始めた躰道(『たいどう』と読みます。武道のひとつです)では、多くのメダルを手にしました。今でも「医科歯科の塩崎」といえば、その筋で知らない人はいません。ちょっぴり自慢です。

躰道はアクロバティックでダイナミックな武道です。しかしながら、パフォーマンスを上げ、見る人を魅了する動きができるようになることは、そう簡単ではありません。私は、幸いにも先輩に恵まれました。そして、以下のようなことを徹底的に叩き込まれました。

・見た目の派手さにとらわれず、基礎練習を積み重ねる
・自分の考え方や動きを徹底的に分析する
・得意な技を徹底的に磨き上げる
・平均より劣っている分野をつくらない

このようなことは、実は医療従事者として働く際にも、必ず役立つことです。
ですから私は、先輩から教わったことや自分の経験から得たものを、今もコーチとして後輩に伝え続けています。


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