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中世から守り続けられている"おもてなし"

スペイン2スペインでは、13日間、約800kmの巡礼の道を自転車で走りました。
そこで感じたのは、現地の人々が中世からずっと守り続けている巡礼者へのホスピタリティです。

沿道の宿屋やお店の人々からのあふれる笑顔。
立ち寄ったアルベルゲ(巡礼者向けの簡易宿泊所)で振舞ってもらった、手作りのあたたかいスープ。
道を尋ねれば、気さくに教えてくれる町の人々。
自転車を離れるときでも、施錠なんて必要なかったのは印象的でした。

スペイン3遠く離れた日本から来た、片言のスペイン語しか話せない私を、彼らはにこやかに迎え入れてくれました。
私にとって本当にうれしかった経験でした。

しかし、ふと気付きました。彼らは、カミノ・デ・サンティアゴの巡礼者であれば、国籍や宗教心に関係なくもてなしていたのです。うれしさは感動に変わりました。

巡礼道の最終目的地はサンティアゴ・デ・コンポステーラの大聖堂です。私も大聖堂を目標に、巡礼道を西へ西へとすすんでいました。そのなかで、サンティアゴ・デ・コンポステーラに到着することが目的に変わって、ただ自転車に乗っていることがありました。

自分は何のために、カミノ・デ・サンティアゴの上に立っているのだろう?

パウロ・コエーリョは「巡礼とは生まれ変わること。今までの自分を捨てることなのだ」といいます。

私は、高い技術はもちろん、患者さまを喜ばせたいという気持ち、そしてスタッフにも居心地のいい環境をつくること、それが心のこもったあたたかい診療をご提供することとなると考えるようになりました。

サンティアゴ巡礼の本当の旅は、巡礼が終わったときから始まるといわれています。サンティアゴ・デ・コンポステーラの大聖堂の先には、新たな世界へすすむ道が用意されているのではないでしょうか。

それから6年後、カミノデンタルクリニックを開院することになります。


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